ジョーン・デューイ

教育原理_教育史_ジョーン・デューイ


ジョーン・デューイ(1859~1952)

デューイの人生
デューイ(1859~1952)
①父は中流階級の食料品店の3男
②少年時代は、新聞配達や農場の手伝いなどをして小遣いを稼いでいた
➂これらの経験が、(Learning by doing)となったといえる。
④高校教師を2年間務めたが向いていなくて辞める。
⑤その後、1年間小学校教師を経験。
⑥シカゴ大学など、大学教授となる。
デューイの経歴・業績

➀ アメリカの教育学者・哲学者
② 経験による学習を重視し、その思想は、( 経験 )主義・( プラグマティズム )と呼ばれる。
➂( シカゴ )大学の附属小学校に(  実験学校  )を設け、自らの教育理論を検証した。最初は、社会科で「私たちの町」をテーマに実地調査に行った。
④ その報告書が「 学校と社会 」である。
⑤ その内容は、教育とは「経験の再構成」であり、子どもの( 生活 )経験に基づき、子どもの自発活動が中心となることが必要である。
⑥「 民主主義と教育 」 ・・民主主義社会にふさわしい教育の在り方をまとめる。
⑦ 名言 デューイの経験主義「 ( なすことによって )、学ぶ」( Learning by doing )の原理に基づく。
⑧ 学習者が、自らの( 生活体験 )の中から問題を発見し、実践的に解決していく、(  問題解決学習 )を提唱する。
⑨ 今日の「総合的学習の時間」のモデルとなったが、この学習方法は、子どもの積極性・主体性が培われ、第2次大戦後急速に拡大したが、( 学力低下 )を招いた。
⑩ とくに、( スプートニク・ショック )後は、教科中心の系統的指導法が、力を盛り返した。
⑪ スプートニク・ショックとは、( ソビエト )が人工衛星をアメリカより早く打ち上げ、アメリカの科学技術の遅れがいわれ、教育改革が始まる。
⑫ 教育改革の一つは、( ブルーナー )の( 教育の現代化 )である。

デューイの著書
「 学校と社会 」1957年
「 民主主義と教育 」1975年

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