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小論文27 今の子供たちにはどのような力が必要か。その力を伸ばす具体的な手立てに触れながら論じなさい。

 未知の社会状況を生き抜く子供を育てるためには、生きる力が求められる。生きる力とは豊かな人間性、確かな学力、健康・体力の3点である。教育活動全体を通し、生きる力を育成することは、生涯学び続ける生涯学習に繋がる。そこで私は、豊かな人間性と確かな学力の2点から子供たちの力を育てていく。

1.道徳教育を推進し、豊かな人間性を育成する

 豊かな人間性とは、自他を認める思いやりの心や人権尊重の精神、命の大切さに気づくことなどである。道徳が教科化され、道徳性や道徳的感覚の育成が求められる。道徳科の授業や日常生活を通して豊かな人間性を育てる。
 スクールサポーター先では、道徳でいじめに繋がる言葉について実践を通し、学習していた。まず始めに、人に言われて嬉しい言葉を挙げていた。次に、人に言われて傷つく言葉を挙げていた。その後、実際にそれらの言葉を言われるとどのような気持ちになるか体験していた。子供たちの発表の中で、人に言われて傷つく言葉は悲しくなり、つらい気持ちになることやそれらの言葉はいじめに繋がり、あたたかい言葉がけをしたいとあった。

 この経験より、日常生活や道徳科を通じて思いやりの心を育成する。日常生活において、まず教師が積極的に「ありがとう」と伝える。小さなことでも子供に感謝の気持ちを言葉や態度で示していく。またその姿を見た子供たちが、教師や友達に対して「ありがとう」を伝えられるよう目標に掲げ、促していく。道徳科においては、自己開示や他者理解を通して相互理解の大切さを伝える。まずは自分を知ってもらうことや意見を伝えることを大切にする。次に他者を知り、友達のよさを見つける。互いを知ることで認め合う気持ちや、尊重する気持ちを持たせ思いやりを育んでいく。

2.わかる授業を通し、確かな学力を育成する

 確かな学力の育成には、基礎基本の定着が必要である。常に教師がわかる授業を展開し、子供たちの反応やふりかえり、小テストなどを通し授業改善することが大切である。神戸市では、指導の重点より分かる授業を発展し、力のつく授業を推進している。タブレットや電子黒板などの物的資源やALTや地域の方などの人的資源を活用し、分かる授業を展開していく。

 教育実習先では、指導と評価の一体化を大切にPDCAサイクルで授業改善されていた。例えば、算数の授業の文章問題で最小公約数を扱った内容を簡単にわかった子供がいた。しかし、なぜ最大公約数を使うのか疑問が残っている子供もいた。担任は言葉や図で全体に向けて説明し、授業後その説明が子供に伝わっていたか、ふりかえりをしていた。また前時の授業を発展させ、ペア学習や教具を活用し、授業を展開していた。

 そこで私は、教材研究を行うことと先輩教師から学ぶことで分かる授業を展開する。前者においては、子供の実態を基にどのような点に躓きがあるか見つけ、それに対する手立てを考える。子供同士で教え合いをすることや、写真を活用し視覚を通して興味を持てるようにする。後者においては、先輩教師に授業を見て頂き、助言を受けることや先輩教師の授業を見て学ぶことを行っていく。子供への発問や板書計画、授業の流れなどを学び、子供たちの確かな学力を育成していく。
 
 現在の子供たちには、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力の生きる力が大切である。神戸市が求める「心豊かにたくましく生きる子供」を育てるには、まず教師の人間力が必要である。神戸市の教師として学び続け、生涯学習社会を生きる子供たちを育てていく。

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