小論文9 道徳教育

 新たに教科化された道徳では生きる力を育成するために、子供達が困難にぶつかったとき、正面から向き合い「考え議論する」道徳への転換が図られている。それを実現するために以下の二点について述べる。

1 道徳の授業を通し、一人一人の良さを見つける

 道徳では、数値によって評価するのではなく、一人一人の良さを見つけることが重要である。そして、それを伸ばすような支援を行う。教育実習校では、道徳の振り返りの感想を見せていただいた。そこでは、子供の考えを否定せず、気付きや成長を褒めるような、教員の返信があった。その先生は、どんな考えも受け入れることを道徳では大切にしていると話していた。
 教員になった際には、子供一人一人の道徳的価値を大切にする。道徳の授業では、できるだけたくさんの児童が発言できるようにする。そのために、どんな考えも受け入れることで、素直な気持ちを発言できる雰囲気を作る。

2 道徳の授業だけでなく、学校の教育活動全体を通し、道徳心を培う

 まず、教員として道徳の授業を充実させる。また、子供達が授業での学びを、学校生活や家庭生活に関連付けられるように支援することが重要である。ボランティア先の学校では、ケンカが起こった際、「その言葉って今日の道徳と同じじゃないかな?」というように、その日の道徳の授業で学習した内容に触れながら生徒指導を行っていた。このような声掛け一つが、自分自身を振り返るきっかけとなる。
 道徳教育は、係り活動や給食当番など、様々な場面と絡めることで、より深い学びとなる。このように授業だけではなく、日常生活や家庭教育を通して善悪の判断や規範意識を育てられる教員を目指す。

 〇〇市の教師として、道徳科では、子供一人一人の良さを見つけ、子供同士が「考え議論する」授業の工夫を行う。そして、授業の学びを、日常生活に繋げる力を身に付け、様々な事に正面から向き合える子供の生きる力を育成する。

 

 

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