小論文 模範解答の書き方2
小論文 模範解答の書き方1
小論文 模範解答の書き方2
小論文1 教師のやりがい
小論文2 学習指導要領の改訂
小論文3 求められる教師とは
小論文4 主体的・対話的で深い学び
小論文5 主体的・対話的で深い学び
小論文6 求められる教員像
小論文7 生きる力
小論文8 いじめ予防
小論文9 道徳教育
小論文10 道徳教育
小論文11 保護者対応
小論文12 小学校英語
小論文13 生きる力
小論文14 ICT
小論文15 プログラミング教育
小論文16 〇〇市の求める教員像を示し、どのような教師を目指すのかを述べよ。
小論文17 学習指導要領の改訂
小論文18 学校教育に求められること
小論文19 学びのユニバーサルデザイン
小論文20 プログラミング教育
小論文21 教師のやりがい
小論文22 小学校英語
小論文23 学習指導要領の改訂
小論文24 めざす教師像
小論文25 学びのユニバーサルデザイン
小論文26 学びのユニバーサルデザイン
小論文27 今の子供たちにはどのような力が必要か。その力を伸ばす具体的な手立てに触れながら論じなさい。
(小論文テーマ)
あなたが教師になった時、どのようにいじめに対応しますか。
文部科学省の調査により、いじめは41万件と増加傾向にある。また、いじめは一定の人的関係のある者からの心理的又は物理的な影響を与えるものであり、心身の苦痛を感じる状態を指す。どの学校や学級でも起こり得る。しかし、いじめは絶対に許さないというき然とした態度を示し、具体的に2つの取り組みを行う。
1 学級の絆づくりを行い、未然防止に取り組む
いじめは、悪口やひやかし、からかいが多い。人を傷つける発言を許さない学級の雰囲気作りが大切である。教育実習先で、いじめを無くすには友達同士の繋がりが重要であると学んだ。友達がいることで、楽しく居場所があると感じられる。また、何か困った時にすぐに相談をしたり、助け合ったりすることができる。
この経験より、学級開きで人間関係づくりのピアサポートを実施する。ピアサポートをきっかけに自己開示や他者理解をすることで相互理解に繋げていく。また年間計画に位置付け、定期的に行うことで誰とでも話すことができ、安心できる学級を目指していく。
2 子供のサインに気づき、早期発見に努める
「いつもと様子が違う」と子供のSOSに気づくことが大切である。そのためには、日々子供と話し実態把握を行うことが必要である。小学校ボランティア先では、担任が元気のない子供に個別に声をかけていた。話をすることで友人関係の悩みを聞き、対応をしていた。
この学びより授業や休み時間、給食の時間など常に子供の様子を観察し、変化に気づく。また、個別に話をすることで子供の思いや悩みを聞く。問題が起こる前に対応ができるよう、いつでも相談できるあたたかい言葉がけや子供との信頼関係を築き、教育相談を実施する。
学級の絆づくりや子供の変化に気づくことで、いじめのない学級を創る。横浜市の教員として、子供との会話を大切にいじめ根絶に粘り強く取り組んでいく。
<解説>
100点ではないけど、合格の小論文です。
(序論)
文部科学省の調査により、いじめは41万件と増加傾向にある。また、いじめは一定の人的関係のある者からの心理的又は物理的な影響を与えるものであり、心身の苦痛を感じる状態を指す。どの学校や学級でも起こり得る。しかし、いじめは絶対に許さないというき然とした態度を示し、具体的に2つの取り組みを行う。
- 2019年は更に増加しいじめは54万件。数字を入れるとかっこいい論文になるよ。
- いじめの定義を述べている点が優れている。
小見出しをつけること。多くの試験監督は何百枚もの論文を読みます。だらだら書いてはダメ。小見出しで、面接官を引き付ける魅力を出すこと。
(本論1)
1 学級の絆づくりを行い、未然防止に取り組む
(論)とは理論
いじめは、悪口やひやかし、からかいが多い。人を傷つける発言を許さない学級の雰囲気作りが大切である。
(例)とは事例
教育実習先で、いじめを無くすには友達同士の繋がりが重要であると学んだ。友達がいることで、楽しく居場所があると感じられる。また、何か困った時にすぐに相談をしたり、助け合ったりすることができる。
(策)とは教師になった時にしたいこと
この経験より、学級開きで人間関係づくりのピアサポートを実施する。ピアサポートをきっかけに自己開示や他者理解をすることで相互理解に繋げていく。また年間計画に位置付け、定期的に行うことで誰とでも話すことができ、安心できる学級を目指していく。
(本論2)
2 子供のサインに気づき、早期発見に努める
(論)とは理論
「いつもと様子が違う」と子供のSOSに気づくことが大切である。そのためには、日々子供と話し実態把握を行うことが必要である。
(例)とは事例
小学校ボランティア先では、担任が元気のない子供に個別に声をかけていた。話をすることで友人関係の悩みを聞き、対応をしていた。
1の例は教育実習、2の例は小学校ボランティアのように、違う例にする。両方とも教育実習にはしてはいけない。
1はいじめの予防、2はいじめの対応と、違う事例を書いている点が優れている。
(策)とは、教師になった時にしたいこと
この学びより授業や休み時間、給食の時間など常に子供の様子を観察し、変化に気づく。また、個別に話をすることで子供の思いや悩みを聞く。問題が起こる前に対応ができるよう、いつでも相談できるあたたかい言葉がけや子供との信頼関係を築き、教育相談を実施する。
(結論・決意表明)
学級の絆づくりや子供の変化に気づくことで、いじめのない学級を創る。〇〇市の教員として、子供との会話を大切にいじめ根絶に粘り強く取り組んでいく。
(例)神戸を受けるなら、神戸市の教員として、決意を述べること。
<原稿用紙の使い方>
例年、横浜は800字、神戸は1600字。
原稿用紙 (例)横20字×縦40行=800字の場合
行数のバランスのイメージをつかんでね。
少しの行数の変動は大丈夫。
800時の場合は、序論(5行)、本論1(16行)、本論2(16行)、まとめ・決意表明(3行)がベストです。
1600時の場合は、序論(10行)、本論1(32行)、本論2(32行)、まとめ・決意表明(6行)がベストです。
|
バランス |
800字(横浜) |
800字のベストの行数 |
1600字(神戸) |
1600字のベストの行数 |
序論 |
1 |
5行 |
5行 |
10行 |
10行 |
本論1 小見出し |
3 |
15行 |
16行 |
30行 |
32行 |
本論2 小見出し |
3 |
15行 |
16行 |
30行 |
32行 |
まとめ・決意表明 |
0.5 |
5行 |
3行 |
10行 |
6行 |
頑張って。
論文は、この形で書けば、ばっちりです。
教員採用試験では、いつも<論><例><策>を意識していると、面接も大丈夫です。
全員合格を目指して頑張ろう。
絶対に応援しています。